ロレックス ヨットマスターⅡ 116681は、2011年にリリースされました。 エバーローズゴールドとステンレススチールのコンビモデルと、ブルーのセラクロム製ベゼルとの組み合わせが新鮮だと話題を獲得しました。ブレスは長方形上のものが、3つ横に並んだオイスターブレスレットを採用。1936年に使われるようになり、以降ロレックスから出ているブレスの大部分で使われております。 堅牢性が高く、また心地良い装着性もあるのが特徴です。ベゼルは双方向回転仕様。回転するベゼルでは作られた年代やブランドコンセプトによって、大きく双方向と逆回転防止の2種類に分かれます。 ヨットマスターⅡの場合、回転ベゼルの中でリングコマンドベゼルになっております。 リングコマンドベゼルは、ムーブメントに連動したカウントダウンの操作ができます。ヨットレースのスタート時間に合わせての設定が可能で、リューズのロック解除で1分から10分の間で設定することができます。搭載ムーブメントは2013年まではCal.4160。それ以降ではCal.4161が使われております。 Cal.4160はヨットマスターⅡのために作られたムーブメントで、1分から10分の間のカウント設定が可能な、レガッタ・カウントダウン機能があります。 またレース中のシグナルに合わせて修正する、シンクロナイゼーション機能も搭載。Cal.4161は2つの機能を受け継ぎつつ、Cal.4160と比べてメンテナンス性やタイム計測時に重要な、フライバックの速さも向上させています。 116681は現行モデルですが、ヨットマスターⅡ自体の数が段々少なくなっている指摘もあるので、今後市場価値が高まることも考えられます。

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