クルージングを趣味として楽しむ富裕層向けの為に、1992年に販売されたロレックスのヨットマスター。2007年には本格的にヨットレースを楽しむ人のためにヨットマスターIIがリリースされました。直径44mmの大型仕様で回転ベゼルとムーブメントが連携して動く、レガッタ・クロノグラフ機構が特徴です。またレガッタ・クロノグラフ機構の他に、リングコマンドベゼルやシンクロナイゼーションと言う機能が使われています。またこれらはロレックスが独自に特許取得したものです。そのため他のブランド時計にはない機能を求めている方に需要があります。ちなみにこのようなロレックスのヨットマスターIIの特徴が出るようになったのは、2013年発売時のRef.116680からです。 Ref.116680は現行モデルでメンテナンス性の向上が図られている他に、10分から1分までのカウントできるレガッタ・カウントダウン機能を搭載しています。また白の文字盤で光沢感の出たブルー・セラクロムベゼルは一目を引き、現行モデルの中でも買取価格が高くなっている傾向があります。 また2011年発売のRef.116681はヨットマスターⅡ初のコンビモデルです。エバーローズゴールドとステンレススチールが使われている他、人気のブルー・セラクロムベゼル仕様になっています。ただロレックス全体として、ステンレススチール素材や純金素材使用の定価が上がっているのに対して、Ref.116681を含めたヨットマスターIIの値段は変わっていません。ですのでRef.116681が廃盤になることが予想されますので、今後急激な買取価格の上昇が見込まれます。

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