ロレックスのサブマリーナ16613は、1989年から2009年の間に作られました。 素材は錆びにくく丈夫な特性を持つステンレススチールと、割合として75％金を使い残りに銀や銅などを入れたK18イエローゴールドのコンビモデルです。ステンレススチールのみが使われるタイプの方が支持が集まりやすいのですが、このRef.16613ではそれでも強い人気があるのも特徴の一つでございます。文字盤の数値や目盛りマークを指すインデックスには、トリチウムの夜光塗料を使用。トリチウムは自分で光りその発光する期間は10年間ほどなので、ロレックスのサブマリーナ16613の場合もう光らないことになります。 それでも中古市場においては、トリチウムは現在採用されない材質なことも相まって人気があり、現存数の減少を考えると希少価値が高くなります。採用ムーブメントはCal.3135で一つ前の世代モデルで使われてきたCal.3035よりも、安定性やメンテナンスのしやすさも上がっております。 Cal.3135ではツインブリッジと言う、テンプを右と左の両側から支える仕様になっておりこれによって安定性がさらに向上したのです。 メンテナンスのしやすさもマイクロステラナットと言うフリースプラング方式で、微調整しやすくなったことが起因しております。他にもロレックスのサブマリーナ16613にはセラミックベゼル素材が使われている、Ref.16613LNと言う別バージョンも存在します。 Ref.16613では青サブと呼ばれる、青ベゼルと青文字盤の組み合わせ。また黒サブと言う黒ベゼルと黒文字盤の2種類がございます。 対してRef.16613LNではセラミックベゼルの特性上、黒ベゼルとなりました。

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