エクスプローラーⅡは1971年に、初代モデル1655が作られることがシリーズの始まりとしています。 過酷な環境に踏み込む冒険家達の為に設計され、同コンセプトのエクスプローラーⅠは時計としての見やすさに集中し、文字盤では時刻表示の「3･6･9」の部分をアラビア数値に。多機能にはしないなどとにかくシンプルにまとめています。エクスプローラーⅡではそこに日付を示すデイト表示を追加しました。 文字盤を囲むベゼルを24時間ベゼルとして、文字盤のオレンジや赤色の針が指すことで今が朝・昼・夜どちらの時間帯か？の把握できます。 時計として集中させるエクスプローラーⅠとはまた違ったアプローチとなる、多機能性を重視したことで全体的な把握を冒険家達を支援させています。また1988年頃に登場した2代目16550から、短針が単独で動くことで時差が違う2つの国の時間を、同時に表示させるGMT機能が新たに搭載されるようになりました。その系譜の中でロレックス エクスプローラーⅡ 216570は、2011年に初めて製造されました。 16550のようにGMT機能を搭載し素材は合金で丈夫で錆びにくい性質のあるステンレススチールを使用。 ムーブメントはGMT機能を持たせるために、216570用に採用されたCal.3187が搭載されています。また同じく16550で初採用された白文字盤も216570は採用されています。 ケース径は初代モデル1655では40mmでしたが、216570では42mmと大型化しています。またインデックス部分もサイズが大きいなど、視認性の向上も図られているのが特徴です。

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