ロレックス エアキング 114210は2007年から2012年の間に作られました。 1940年に初代エアキングRef.5500からのスタンダードとなる、日付表示機能のないノンデイト仕様。ダイアルの数値表記でも「3・6・9」の部分がアラビア数値になっているタイプと、全てにアラビア数字が配されているタイプがあります。 文字盤は白やシルバー、青と豊富で選べる楽しさも良さの一つです。 ベゼルは全体的に艶感を消した加工がされており、また細かい凹凸が入っているのも特徴です。5分毎の凸部分は鏡面加工があり、シックな雰囲気とカジュアルさも合わせ持つ見た目となっております。 またこの仕様をエンジンターンドと呼び、金属表面を機械で幾何学的なパターンの細工を施していることから名付けられております。 ムーブメントにはCal.3130を使用。2000年から採用の1990年から2001年まで使われた、Cal.3000からバトンタッチされた形のものでもあります。 テンプ部分をツインブリッジにしたことで、精度の安定性やメンテナンスも容易にできるようになっております。 他にもCal.3130はマイクロステラスクリューから、マイクロステラナットへと変わりました。また従来では中が空洞だったリンクパーツも埋められたことで堅牢性を高めました。 留め金のクラスプは折畳式バックルのオイスタークラスプとなり、強度性や重厚感もあります。シンプルなデザイン上にロレックスの王冠マークが入っているのも特徴です。他にも長方形が横3つに連なったオイスターブレスレット仕様など、114210はシンプルな見た目らしいエアキングの良さを伝えたものです。

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