ロレックス ヨットマスター 116655は、2015年から2019年の間に製造されました。 75%の金と25%の銅を配合したピンクゴールドに、1.5%から3％のプラチナを入れた18Kエバーローズゴールドが使われています。 従来のピンクゴールドと比べて色の劣化に強くなり、また色合いの赤い部分が控えになっているのが特徴でございます。ケースにはセラミックを使用。セラミックは強度があり傷に強い耐性がありまた耐蝕能力も高く、電気を通さない能力や金よりも高い特性を持ちます。 硬質さ持ち合わせていることから、高級感のある雰囲気が生まれます。ベルトにはロレックスが自ら手がけたオイスターフレックスを採用。 オイスターフレックスは2015年のバーゼルフェアにてその存在が公表され、初めてのラバーベルトであると同時に、一番最初に使われたのがこの116655です。ブラック エラストマーによってメタルブレスレットに近い堅牢性と防水性を手に入れ、チタン・ニッケル合金によるブレードが間に挟み込まれています。 腕への装着感も心地よく着けた時点で気持ちに嬉しさが込み上げてくる言った感じでございます。搭載ムーブメントはCal.3235で日付をすぐに切替え可能な、デイトジャスト機構テンプを両側から支えるダブルバランスブリッジが採用されています。 高精度と高耐久性を持ち、さらに2008年になると耐磁性ブルー・パラクロム・ヒゲゼンマイを使うことで、より耐久性が上がりました。2019年にはニッケル・リン合金によって磁場からの影響を受付けないCal.3235を搭載した126655が登場。 116655の次世代機なので116655は廃盤となったのですが、今後の市場価値に注目して期待したいところです。

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