ロレックス シードゥエラー ディープシー116660は、バーゼルワールドでの発表を挟んで2008年から2018年までの間リリースされました。1991年頃から2008年まで製造されたシードゥエラーの3世代目モデルのRef.16600の次世代型です。 また同時にシードゥエラーの上位モデルの、ディープシーの初代モデルの位置付けでもあります。ケースサイズは44mmとロレックスの中でもトップクラスの大きさで、グレード5のチタン合金を採用。 3,900mの水深環境下で耐えうる前提で作られており、リングロックシステムで厚さ5mmのドーム型サファイアクリスタルは、3トンほどの水圧下においても破損したしません。 世界トップクラスの耐食性がある航空宇宙産業でも用いられている、窒素合金ステンレススチールも使われております。元々は1960年に深海潜水艇バチスカーフ・トリエステ号が10,916mの水深に成功した際、ロレックスが試作したディープシー・スペシャルを使っていたことが名前の背景です。ベゼルはセラミック素材なため耐蝕・耐傷性が高いです。またグライドロック エクステンションシステムにより、工具を使わずに2mずつ20mmまで伸ばせます。文字盤上のインデックスはドットと呼ばれる円形で大きめなサイズで、クロマライトの夜光塗料により8時間以上も光り続けます。ロレックス シードゥエラー ディープシー 116660は、市場価値ではあまり高いとは言えない時期がありました。 しかしディープシーの認知度向上や大きいサイズのものが流行になったのを契機に、人気を呼ぶようになったのです。

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