ロレックス エアキング 14010は、1990年から2000年の間にリリースされました。 1950年代から1990年頃まで製造のRef.5500から代を引き継いだと同時に、同じく1990年～2000年リリースのRef.14000の派生系でもあります。 Ref.14000との違いとしてはRef.14000がスムースベゼルに対して、Ref.14010はファインリーエンジンターンドベゼルです。 スムースベゼルとは特別な装飾はせずに鏡面磨きをしています。またポリッシュドベゼルと言う別の名前もあり、シンプルなデザインとなっております。 続いてファインリーエンジンターンドベゼルは、航空機のエンジンが回転状態を表現しているとされているデザインです。 掘っている部分と掘っていない部分があり、掘っていない部分は長方形の形となり5分ごとの位置で配されています。このファインリーエンジンターンドベゼルによって、34mm径ケースなどエアキングらしい場所を選ばない使いやすさがありつつも、特別な存在感が感じ取れるようになっております。また前世代のRef.5500から改良しており、ムーブメントは毎時1万9800振動のCal.1520から毎時2万8800振動のCal.3000へ変えています。 フラットな形で量産しやすい平ひげゼンマイを使用し、高精度化に成功しています。風防もプラスチックからサファイアガラス風防へ変更。 プラスチック風防にも作りやすい特徴がありますが、傷が付きやすい欠点があります。サファイアガラス風防に変更することで強度性が高まり、ダイヤの次に硬いメリットがあります。

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